はじめに

最近学んでいるPHPについて、知識を整理・定着させるために記事にする

正直まだわからないことだらけであり、間違いが含まれているかもしれないことを注意していただきたい

また、間違いやもっと良い書き方などあれば是非指摘していただきたい

説明に使用するコードは全てgithubに載せてあるので、
省略している部分などの参照に利用してほしい

github.com

環境

OS ... Windows10
XAMPP ... 7.3.3
PHP ... 7.3.3
Apache ... 2.4.38
MariaDB ... 10.1.38

form処理

概要

HTMLのフォーム処理を利用したデータの受け渡し
全体の流れは以下の通り

各入力フィールドにデータが入力され、 formでデータが送信される際には、 inputタグのname属性で付けたデータ名とその値を一組にして、 formタグのaction属性で指定したサーバー上のファイルに、 formタグのmethod属性で指定した転送方法で送られる。

以下のサイトに詳しく書かれてあります↓

www.htmq.com

サンプルコード

index.htmlで入力した姓と名を、form1.phpへ渡し
正常に入力されていればその値を表示、
入力されていなければindex.htmlへ戻るというコードを以下に載せる

<!-- index.html -->
<!DOCTYPE html>
<html>

<head>
  <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=utf-8">
  <title>名前の入力</title>
</head>
<body>
  <form method="post" action="form1.php">
    姓:<input type="text" name="family_name"><br>
    名:<input type="text" name="first_name"><br>
    <input type="submit" value="送信">
  </form>
</body>
</html>

<!-- form1.php -->
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=UTF-8">
  <title>入力の確認</title>
</head>
<body>
  <?php
    $family_name=$_POST['family_name'];
    $first_name=$_POST['first_name'];

    $family_name=htmlspecialchars($family_name);
    $first_name=htmlspecialchars($first_name);

    if($family_name == ''){
      print '姓が入力されていません<br>';
    }

    if($first_name == ''){
      print '名が入力されていません<br>';
    }

    if($family_name == '' || $first_name == ''){
      print '<form>';
      print '<input type="button" onclick="history.back()" value="戻る">';
      print '</form>';
    }else{
      print '正常に入力されています<br>';
      print '姓: '.$family_name.'<br>';
      print '名: '.$first_name.'<br>';
    }

  ?>
</body>
</html>

MySQLの利用

PDOの概要

PDOとはPHP Data Objectsの略
PHP標準のDB接続クラス

オブジェクト生成時にコンストラクタでDB情報の設定 PDOのメソッド利用によってDB操作ができる

今回はMySQLを利用するが、DB情報やSQL文を変更することで
容易に他のDBへのアクセスや他の操作ができることが利点だと感じる

www.php.net

tableの作成

今回はユーザーのアカウントの登録をイメージしたtableを作成した
初めPDOを利用して作成しようとしたがうまくいかなかったので、
phpMyAdmin上でtableを作成した

tableの構造は以下の画像のとおりである

f:id:papyrustaro:20190518215728p:plain — tableの構造

うまくいかなかったが、私が書いたsql文も載せておく

<!-- dbcreate.php -->
<?php
//略
$sql = 'CREATE TABLE user (
      id INT(11) AUTO_INCREMENT PRIMARY KEY,
      name VARCHAR(20),
      mail_address VARCHAR(30),
      register_datetime DATETIME
)';
//略
?>

PDOインスタンス生成

<?php
$dsn = 'mysql:host=localhost; dbname=test';
$username = 'root';
$password = '';

//DBの接続
$dbh = new PDO($dsn, $user, $password);
?>

今回はlocalhost上、testというDBを使用した
username,passwordは初期設定のままである

SQL文の実行

<?php
//SQL作成
$sql = 'SELECT * FROM user';

//SQL実行
$stmt = $dbh->prepare($sql);
$stmt->execute();
?>

インスタンス生成により接続したDBに
SQL文を実行する手順である。 SQL文をprepareメソッドの引数にいれ、
executeメソッドによって実行される。

つまりSQL文(変数sql)さえ変更すれば
思うがままに実行できるのだ

便利！簡単！

今回は利用していないが、
PDOには、引数のSQL文を実行する
queryメソッドというものも用意されている

www.php.net

fetchメソッド

DBを操作するとき、対象となる行が複数あり、
ひとつひとつ行を取り出し参照したい
といったときにfetchメソッドは便利だ

たとえば先ほどの

'SELECT * FROM user'

でuserにある全ての行を参照し、SQL文を実行したとする
そしてfetchメソッドにより1行ずつ値を取り出し
ブラウザ上に表示する例は以下の通りである

<?php
while($rec = $stmt->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)){
      print $rec['id']; print '<br>';
      print $rec['name']; print '<br>';
      print $rec['mail_address']; print '<br>';
      print $rec['register_datetime']; print '<br>';
      print '<br>';
}
?>

ここでFETCH_ASSOCを選択することで、
POST配列のような連想配列として扱うことができる
そのほかにも様々な設定があるので
詳しくは以下のリファレンスを参照してほしい

www.php.net

まとめ

インスタンス生成、SQL文の実行、fetchメソッド
この3つだけで最低限のDB処理はできそうである
PDOの力はおそろしい...

table全てのデータを表示するコードをまとめとして載せる

<!-- view.php -->
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta http-equiv="content-type" content="text/html; charset=UTF-8">
  <title>一覧</title>
</head>
<body>
  <?php
  $dsn = 'mysql:host=localhost; dbname=test';
  $username = 'root';
  $password = '';

  //文字化け対策
  $options = array(PDO::MYSQL_ATTR_INIT_COMMAND=>"SET CHARACTER SET 'utf8'");

  //phpのエラーを表示するように設定
  error_reporting(E_ALL & ~E_NOTICE);

  try{
    //DBの接続
    $dbh = new PDO($dsn, $username, $password, $options);
    $dbh->setAttribute(PDO::ATTR_ERRMODE, PDO::ERRMODE_EXCEPTION);

    //SQL作成
    $sql = 'SELECT * FROM user';
    //SQL実行
    $stmt = $dbh->prepare($sql);
    $stmt->execute();

    while($rec = $stmt->fetch(PDO::FETCH_ASSOC)){
      print $rec['id']; print '<br>';
      print $rec['name']; print '<br>';
      print $rec['mail_address']; print '<br>';
      print $rec['register_datetime']; print '<br>';
      print '<br>';
    }

  } catch (PDOException $e){
    print $e->getMessage();
    exit;
  }

  //接続閉じる
  $dbh = null;
  ?>
</body>
</html>

さいごに

今回初めてPHPを通して、サーバーサイドの学習をしたが
想像以上に簡単で面白いと感じた

cookie,session,HTTP,JSなどの知識も増やしていきたい
精進あるのみ

※補足
ユーザーの登録日時とは別で更新日時を登録したほうがいい、
という助言いただきました!! ありがとうございます^^

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はじめに

環境

form処理

概要

サンプルコード

MySQLの利用

PDOの概要

tableの作成

PDOインスタンス生成

SQL文の実行

fetchメソッド

まとめ

さいごに