Rider 2か月くらい使ってみた
- はじめに
- 導入方法
- 記述ミスの指摘
- 賢い予測変換
- どこで使用されているのかがわかる
- 頻繁に呼ばれているものを警告してくれる
- コミットログが一目でわかる
- Hierarchy上での値がわかる
- 呼んでいる処理が重たいことを警告
- 何度もアクセスするものは再利用
- より効率的な計算順序
- Heap Allocations Viewer
- その他
- そこまでやってくれるのかRider
- おわりに
はじめに
みなさんこんにちは。さんたろです。
本記事は LOCAL students Advent Calendar 2020 の20日目の記事です。
Unityのスクリプトを書くときは何のエディタを使用していますか?
私は以前までVisual Studioを使用していたのですが、最近とあるエンジニアの方にRiderを猛プッシュされて乗り換えました。
まだ全然使いこなせていませんが、それでもすでにRiderの魅力を感じたのでそれを記事にします。
真面目に機能を知りたい方は以下のスライドがわかりやすくてオススメです。
www.slideshare.net
なお、今回使用するプロジェクトは私が初めてUnityで制作したゲームです。
Riderにいっぱい怒られているので丁度いいですね笑。
導入方法
学生の方は無料で使用できます。
そうでない方も一か月無料でお試しできるので一度使ってみてはいかかでしょうか!
記述ミスの指摘
以下だらだらと便利だった機能を書いていきます。
スペルミスやコーディング規約に違反している書き方を指摘してくれます。
書き方のルールは自分で変更できるため、プロジェクトのルールに合わせることができます。
賢い予測変換
私の体感ですが、「これを書きたい」と思ったことをかなり予測してくれています。
同じ文でも、その場所に適した方を勧めてくれている気がします。
どこで使用されているのかがわかる
頻繁に呼ばれているものを警告してくれる
コミットログが一目でわかる
これは他のエディタにもよくある機能ですが、担当者のGitHubの名前がすぐにわかるのは良いですね。
Hierarchy上での値がわかる
呼んでいる処理が重たいことを警告
毎フレームFind.......
何度もアクセスするものは再利用
より効率的な計算順序
Heap Allocations Viewer
「Heap Allocations Viewer」はヒープ領域に割り当てる箇所を教えてくれる拡張機能です。
値型をObject型に変換、文字列の連結
配列の生成
デリゲートでthis参照をキャプチャ
その他
・不要なusingの削除、自動で必要なusingの追加
・interfaceに沿った自動メソッド生成
・自動でnamespaceに入れる
・自動プロパティ生成
・なぜRiderが指摘しているのかがわかる
・検索、置換、定義元参照、等一般的な機能は一通りあると思います。
そこまでやってくれるのかRider
おわりに
Riderはいいぞ。
まだまだ活用できていない機能があるので楽しみです(デバッガー周りとか特に)。
最近学生は無料で使えるものが増えて嬉しいですね。