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さんたろのブログ

ゲーム開発が好きな人のひとりごと

BITVALLEY2019に参加してきました

はじめに

BITVALLEYという技術イベントに参加してきました。
イベントは2日間にわたり、多くの社会人・学生が来場しました。
この記事では企画単位ではなく、私自身が得たもの、考えたこと毎に書いていきます。

公式サイト↓

bit-valley.jp

イベントに関するツイート↓

togetter.com

長期的な目線で考える

私は、社会人としての生活ができるだけ充実したものになるように、残り1年半ほどで実力をつけなければ、と焦っていました。 就職という目の前のことだけしか見ていなかったかもしれません。

もちろん実力があるに越したことはありませんし、即戦力となる人材を求めている企業もあります。
しかし、エンジニアとして20,30...年と働く人生、本当に大事なものは何なのか考えるべきだと感じました。

学生のうちにするべきことはなんだ

学生のうちに真にするべきことは何なのだろう、と。
旅にでろ、遊べ、といった人間の話ではなく、
エンジニアとして何をするべきなのか。

それは、基礎となる知識・技術の獲得だと私は思いました。

「いや、当たり前でしょw」と思うかもしれませんが、私のように目の前の進捗ばかり気にしていると忘れがちな気がします。

例えばゲーム開発をしたいなら、必要なのは良いゲームを作ること、ではなく会社で良いゲームを作るために必要な力をつけること。
何か制作物を見せるときも、大事なのはその制作を通して自分が何を学んだか、であると。

最近は大学の講義でやるようなアルゴリズムの勉強など軽視しがちだった私ですが、これからは大事にしていきたいと思いました。

キャリア形成

同じ仕事で10年以上働きたいですか?、と訊かれて私はYESと応えられない。
飽き性、というほどではないですが、途中で違う生きがいを探したくなる可能性は十分にあります。

そんなときに、自分は新しい生きがいを追うことができる環境にあるでしょうか?

エンジニアとして力をつけるのは就職してからも同じ。むしろ就職してからのほうが機会は多いかもしれないです。

なにが言いたいかというと、自分を磨けるような仕事ができる会社に入るべき、ということです。
そして、今まで培った技術が次に活かしやすいものなら、尚良いでしょう。

今回のイベントでお話した企業の中では、企業内での部署入れ替えなどによって、自分の働き方を変えることができるところもありましたので、それもまた魅力的に感じました。

交流の大切さ

今回のイベントは開催地が東京ということもあり、興味があった様々な企業の方とお話できました。
企業の求める人物像、企業理念、学生へのアドバイスなど訊くことができるのは、こういったイベントの一番嬉しいところです。
この記事の大半もそういった交流から得られたものです。

どうしても北海道に住んでいると、このような交流が難しいです。
しかし、将来の道を選ぶためには絶対に足を運んで自分で確かめなければならない、と強く感じました。
地方に住んでいて、気になっているけど行動していない方は、是非積極的に動いてほしいと感じます。
私もインターンに行きたいという欲が強くなりました。

また、インターンやアルバイトの紹介やお誘いもあることもあります。
参加するかは本人次第ですが、存在を知っていて行かないことと知らないままであることは違います。

人との交流は、自分の知らない世界を知る最良の手段だと思います。
身近な人だけの世界に留まらず、どんどん視野を広げていきたいです。

東京で働く

私はもともと東京で働きたい、と考えていました。
BITVALLEYのようなイベントが多く開催されている、魅力的な企業が多い、というのが大きな理由です。

しかし、生活面は不安であり、以前東京に住んでいた親も、知り合いの多くも東京での生活をよく見ていませんでした。

今回のイベントで、迷いは消えました。
ダメだったら違うところいけばいいんですよ。
そもそも就職のタイミングで行かずにいつ行くのでしょう。老後? 「あのとき東京行けば違ったのかな」なんて後悔はしたくないです。

やらない後悔はしない、と決めたはずだったのですがね。
それに、他人の評価を気にするなんて。私らしくない。

というわけで、今が道外には行くつもりです。

さいごに

今回のイベント、本当にさいっこうでした。
交通費支援が抽選だったので、行くかかなり迷っていたんですよね。
無事交通費は出たのですが、出なくても来てよかった、と思えたはず。

何より企業の方と話す場所を用意してくれていたことが、本当にうれしかったです。
一般的かは、わかりませんが、話す場所が用意されていないイベントもあるので。
懇親会やブースの展示場所だと、ゆっくり話すことができないことが多いですし...。

朝食、懇親会、ランチセッションで提供されたものはとても美味しく、 会場では飲み物やお菓子の提供もありました。
これでイベント参加費が無料...。
お金に余裕がない学生にとっては、泣いて喜ぶものです......。

また、受付や進行、案内などとても丁寧、スムーズで驚きました。
技術イベントは、どこか慌ただしい雰囲気が感じられることが多いですが、スタッフの対応は素晴らしいものでした。

一人たたずんでいた私に話しかけてくれた(つよつよ)学生もたくさんいて、初めての感覚でしたが嬉しかったです。

最初から最後まで大満足でした。
イベントに携わった全ての方に、感謝...!!